イソオキサゾロ−ピラジン誘導体
专利摘要:
本発明は、GABAA α5受容体結合部位に親和性および選択性を有する式(I)[式中、Xは、OまたはNHであり;R1は、フェニルまたはピリジン−2−イル(場合により、該環は、1、2、または3個のハロで置換されていてもよい)であり;R2は、HまたはC1−4アルキルであり;R3およびR4は、互いに独立して、H、場合により置換されたC1−7アルキル、場合により置換されたC1−7アルコキシ、CN、ハロ、NO2、−C(O)−Ra、−C(O)−NRbRc、または、R3およびR4は共に、場合により置換された環化ベンゾ環を形成する]のイソオキサゾロ−ピラジン誘導体、または、その薬学的に許容しうる塩、その製造、それらを含む医薬組成物、および医薬としてのその使用に関する。本発明の活性な化合物は、認知増強剤として、または、アルツハイマー病のような認知障害の治療に有用である。 公开号:JP2011505399A 申请号:JP2010536405 申请日:2008-11-25 公开日:2011-02-24 发明作者:クヌスト,ヘンナー;トーマス,アンドリュー;ビュッテルマン,ベルント;ヤーコップ−ルートネ,ローラント 申请人:エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲーF. Hoffmann−La Roche Aktiengesellschaft; IPC主号:C07D413-12
专利说明:
[0001] 本発明は、GABAA α5受容体結合部位に親和性および選択性を有するイソオキサゾロ−ピラジン誘導体、その製造方法、それらを含む医薬組成物、および、医薬としてのその使用に関する。本発明の活性な化合物は、認知増強剤として、または、アルツハイマー病のような認知障害の治療に有用である。] [0002] 特に、本発明は、式I:] [0003] ] [0004] (式中、R1、R2、R3、R4およびXは、請求項1に記載の通りである)のイソオキサゾロ−ピラジン誘導体に関する。] [0005] 主要な抑制性の神経伝達物質であるγ−アミノ酪酸(GABA)の受容体は、(1)リガンド開口型イオンチャンネルスーパーファミリーの構成員であるGABA A受容体および(2)Gタンパク質結合受容体ファミリーの構成員である、GABA B受容体の2つの主要クラスに分類される。膜結合性ヘテロ五量体タンパク質ポリマーであるGABA A受容体複合体は、主としてα、βおよびγサブユニットで構成されている。] [0006] 現在、GABAA受容体の合計21種のサブユニットがクローニングされ、そして配列決定されている。3種のサブユニット(α、βおよびγ)が、哺乳類の脳細胞から得られる天然のGABA A受容体の生化学的、電気生理学的および薬理学的機能を最も厳密に模倣する組換えGABA A受容体の構築に必要である。ベンゾジアゼピン結合部位がαサブユニットとγサブユニットの間にあることを示す有力な証拠が存在する。組換えGABA A受容体のうち、α1β2γ2は、古典的なI型BzRサブタイプの多くの作用を模倣し、一方、α2β2γ2、α3β2γ2およびα5β2γ2イオンチャンネルはII型BzRと名付けられている。] [0007] McNamaraおよびSkeltonは、Psychobiology, 21:101−108において、ベンゾジアゼピン受容体の逆アゴニストであるβ−CCMがMo−rris水迷路における空間学習を増強することを明らかにしている。しかし、β−CCMおよび他の従来のベンゾジアゼピン受容体逆アゴニストは、痙攣促進性または痙攣性であり、これがヒトにおける認知増強剤としてのそれらの使用の妨げとなっている。さらに、これらの化合物は、GABAA受容体サブユニット間で非選択的であるが、GABA A α1および/またはα2および/またはα3受容体結合部位における活性が相対的にないGABA A α5受容体の部分逆アゴニストまたは完全逆アゴニストを用いると、痙攣促進活性が低いかまたはない状態で認知を増強するのに有用な医薬を提供することができる。また、GABA A α1および/またはα2および/またはα3受容体結合部位において活性がなくはないが、α5含有サブユニットに対して機能的に選択的であるGABA A α5逆アゴニストを使用することも可能である。しかしながら、GABA A α5サブユニットに選択的であり、GABA A α1、α2およびα3受容体結合部位における活性が相対的にない逆アゴニストが好ましい。] [0008] 本発明の目的は、式Iの化合物および薬学的に許容しうる塩、前記化合物の製造、それらを含有する医薬およびそれらの製造、ならびに疾患、特に前記の種類の疾患および障害の制御もしくは予防における、または相当する医薬の製造における、前記化合物の使用である。] [0009] 本発明による最も好ましい適応症は、アルツハイマー病である。] [0010] 本明細書に使用される一般的用語の以下の定義は、当該用語が単独でまたは組み合わせて記載されているかということに関係なく適用される。] [0011] 本明細書で使用する用語「アルキル」は、1〜7個の炭素原子を含む飽和直鎖または分岐鎖の基、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、iso−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルなどを意味する。1〜4個の炭素原子を持つアルキル基が好ましい。] [0012] 用語「ハロ−C1−7−アルキル」、「C1−7−ハロアルキル」、または「場合によりハロで置換されたC1−7アルキル」は、アルキル基の水素原子の少なくとも1個が、ハロゲン原子、好ましくは、フッ素、塩素、最も好ましくは、フッ素で置換されている、上に定義されているようなC1−7−アルキル基を意味する。ハロC1−7−アルキルの例は、1個以上のCl、F、BrまたはI原子、特に1、2、または3個のフッ素もしくは塩素で置換された、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、またはn−ヘキシル、および、本明細書の後述の実施例に具体的に説明された基を含むがそれらに限定されない。好ましいハロ−C1−7−アルキル基は、ジフルオロ−またはトリフルオロ−メチルまたは−エチルである。] [0013] 用語「ヒドロキシ−C1−7−アルキル」、「C1−7−ヒドロキシアルキル」、または「場合によりヒドロキシで置換されたC1−7アルキル」は、アルキル基の水素原子の少なくとも1個がヒドロキシ基で置換されている、上に定義されているようなC1−7−アルキル基を意味する。ヒドロキシC1−7−アルキルの例は、1個以上のヒドロキシ基、特に、1、2、3個のヒドロキシ基、好ましくは1個のヒドロキシ基で置換されたメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、または、n−ヘキシル、および本明細書の後述の実施例に具体的に説明された基を含むがそれらに限定されない。] [0014] 用語「シアノ−C1−7−アルキル」、「C1−7−シアノアルキル」、または「場合によりシアノで置換されたC1−7アルキル」は、アルキル基の水素原子の少なくとも1個がシアノ基で置換されている、上に定義されているようなC1−7−アルキル基を意味する。ヒドロキシ−C1−7−アルキルの例は、1個以上のシアノ基、好ましくは、1、2、3個、さらに好ましくは1個のシアノ基で置換されたメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、または、n-ヘキシル、および本明細書の後述の実施例に具体的に説明された基を含むがそれらに限定されない。] [0015] 用語「アルコキシ」は、Rが上に定義されているようなアルキルである、−O−R基を意味する。] [0016] 用語「アリール」は、一価の芳香族炭素環系、好ましくは、フェニルあるいはナフチル、さらに好ましくはフェニルを意味する。アリールは、場合により、本明細書に記載されているように置換される。] [0017] 用語「芳香族化合物」は、ヒュッケル則に従う芳香族化合物を意味する。環状分子は、π電子の数が4n+2に等しく、ここでnが0またはすべての正の整数であるとき、ヒュッケル則に従う。] [0018] 用語「ハロ」または「ハロゲン」は、塩素、ヨウ素、フッ素および臭素を意味する。] [0019] 用語「C1−7−ハロアルコキシ」または「ハロ−C1−7−アルコキシ」は、アルコキシル基の水素原子の少なくとも1個が、ハロゲン原子、好ましくは、フッ素あるいは塩素、最も好ましくは、フッ素に置換されている、上に定義されているようなC1−7−アルコキシル基を意味する。ハロ−C1−7−アルコキシの例は、1個以上のCl、F、Br、またはI原子、特に、1、2、または3個のフッ素または塩素原子で置換されたメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、または、n−ヘキシル、および本明細書の後述の実施例に具体的に説明された基を含むがそれらに限定されない。好ましいハロ−C1−7−アルコキシル基には、前述のように置換された、ジフルオロ−またはトリフルオロ−メトキシまたは−エトキシであり、好ましくは−OCF3である。] [0020] 用語「シクロアルキル」は、3〜7個の環炭素原子、好ましくは3〜6個の炭素原子からなる一価の飽和環状炭化水素基、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、またはシクロヘキシルを意味する。] [0021] 用語「へテロシクロアルキル」は、N、O、またはSから選択された1、2、または3個の環ヘテロ原子を含む一価の三〜七員飽和単環を意味する。1または2個の環へテロ原子が好ましい。各々、N、O、またはSから選択された1または2個の環へテロ原子を含む、四〜六員へテロシクロアルキルまたは五〜六員へテロシクロアルキルが好ましい。ヘテロシクロアルキル部分の例は、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、ピロリジニル、モルフォリニル、チオモルフォリニル、ピペリジニル、またはピペラジニルである。好ましいヘテロシクロアルキルは、テトラヒドロピラニルである。ヘテロシクロアルキルは、後述の「へテロシクリル」のサブグループである。ヘテロシクロアルキルは、場合により、本明細書に記載されているように置換される。] [0022] 用語「へテロアリール」は、N、O、またはSから選択された1、2または3個の環へテロ原子を含み、残りの環原子がCである一価芳香族五または六員単環を意味する。好ましくは、五または六員ヘテロアリール環は、1または2個の環へテロ原子を含む。六員へテロアリールが好ましい。ヘテロアリール部分の例は、チオフェニル、フラニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、トリアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリルまたは1,3,4−オキサジアゾリルを含むがそれらに限定されない。] [0023] 用語「へテロシクリル」または、「へテロシクリル部分」は、1、2、3または4個の環炭素原子が、N、O、またはSで置換され、環構造の飽和または部分的な不飽和環において結合点をもつ一価の飽和または部分的飽和三〜七員単環または九〜十員二環構造を意味する。このような二環へテロシクリル部分は、それ故、飽和環に環縮合した芳香環を含む。適切な場合には、「へテロシクリル部分」は、さらに、2個の残基R'およびR''が、それらが結合している窒素とともに、このようなヘテロシクリル部分を形成する場合も含む。ヘテロシクリルの例は、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、ピロリジニル、モルフォリニル、チオモルフォリニル、ピペリジニル、ピペラジニル、またはヘキサヒドロチオピラニル、および対応する部分的に不飽和である誘導体を含むがそれらに限定されない。] [0024] 用語「オキソ」は、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロサイクルにおける置換について言及されるときには、酸素原子が環に結合していることを意味する。よって、「オキソ」は、炭素原子上の2つの水素原子を置換してもよいし、あるいは、硫黄が酸化型で存在するように、つまり、1または2個の酸素原子を産生するように、硫黄に単に結合していてもよい。] [0025] 置換基の数を示す際には、用語「1個以上の」は、1置換基から最大の置換可能数、つまり、置換基による1個の水素の置換からすべての水素の置換までを意味する。従って、1、2、または3置換基が好ましい。] [0026] 用語「薬学的に許容しうる塩」または「薬学的に許容しうる酸付加塩」は、塩酸、硝酸、硫酸、リン酸、クエン酸、ギ酸、フマル酸、マレイン酸、酢酸、コハク酸、酒石酸、メタン−スルホン酸、p−トルエンスルホン酸などの、無機酸および有機酸との塩を包含する。] [0027] 詳細には、本発明は一般式(I):] [0028] ] [0029] [式中、 Xは、OまたはNHであり; R1は、フェニルまたはピリジン−2−イル(場合により、1、2、または3個のハロで置換されている)であり、 R2は、C1−4アルキルまたはHであり; R3およびR4は、互いに独立して、 H、 C1−7アルキル(場合により、1個以上のハロ、シアノ、または、ヒドロキシで置換されている)、 C1−7アルコキシ(場合により、1個以上のハロで置換されている)、 CN、 ハロ、 NO2、 −C(O)−Ra(式中、Raは、ヒドロキシ、C1−7アルコキシ、C1−7アルキル、フェノキシ、または、フェニルである) −C(O)−NRbRc{式中、RbおよびRcは、互いに独立して、 H、 C1−7アルキル(場合により、1個以上のハロ、ヒドロキシまたはシアノで置換されている)、 −(CH2)z−C3−7シクロアルキル(場合により、1個以上のBで置換され、zは、0、1、2、3または4である)、 −(CH2)y−ヘテロシクリル(式中、yは、0、1、2、3、または4であり、ヘテロシクリルは、場合により、1個以上のAで置換されている)であるか、 RbおよびRcは、それらが結合している窒素と共に、ヘテロシクリル部分(場合により、1個以上のAで置換されている)を形成する}であるか、 または、R3およびR4は、共に環化ベンゾ環を形成し、ベンゾ環は、場合により、1個以上のEで置換されており、 Aは、ヒドロキシ、オキソ、C1−7アルキル、C1−7アルコキシ、C1−7ハロアルキル、C1−7ヒドロキシアルキル、ハロ、またはCNであり、 Bは、ハロ、ヒドロキシ、CN、C1−4アルキル、または、C1−4ハロアルキルであり、 Eは、ハロ、CN、NO2、ヒドロキシ、C1−7アルキル、C1−7アルコキシ、C1−7ハロアルキル、C1−7ヒドロキシアルキル、C1−7シアノアルキル、C1−7ハロアルコキシ、または、C3−7シクロアルキルである] の化合物、または、その薬学的に許容しうる塩に関する。] [0030] 式Iの化合物の特定の態様では、XはOまたはNHである。これらの選択肢の各々は、本明細書に開示されている他のいかなる態様とも組み合わせられる。] [0031] さらに、本明細書に開示されている特定の残基R1〜R4に関するすべての態様が、本明細書に開示されている別の残基R1〜R4に関連する他のいかなる態様とも組み合わせられることは理解できる。] [0032] 式Iの化合物の特定の態様では、R1は、場合により1、2、または3個のハロで置換されているフェニルである。好ましいハロ置換基は、塩素とフッ素である。フェニルが置換される場合には、好ましくは、塩素またはフッ素から選択された1または2個の任意のハロ置換基が選ばれる。] [0033] 本発明の特定の態様では、R2は、C1−4アルキルまたはHである。好ましくは、R2は、メチルまたはHである。] [0034] 式Iの化合物の特定の態様では、R3およびR4は、上に定義されている通りである。] [0035] 式Iの化合物の特定の態様では、R3は、Hであるか、または、R3およびR4は共に、本明細書に定義されているようにベンゾが場合により置換されるような、環化ベンゾ環、つまり、ピラジン部分に結合したベンゾ環を形成する。] [0036] 式Iの化合物の特定の態様では、R4は、上述の通りである。] [0037] 式Iの化合物の特定の態様では、R4は、 H、 −C(O)−Ra(式中、Raは、ヒドロキシ、C1−7アルコキシ、C1−7アルキル、フェノキシ、または、フェニルである) −C(O)−NRbRc[式中、RbおよびRcは、互いに独立して、 H、 C1−7アルキル(場合により、1個以上のハロ、ヒドロキシ、または、シアノで置換されている)、 −(CH2)z−C3−7シクロアルキル(場合により、1個以上のBで置換され、zは、0、1、2、3、または、4、好ましくは、0または1である)、 −(CH2)y−ヘテロシクリル(式中、yは、0、1、2、3、または4、好ましくは0であり、ヘテロシクリルは、場合により、1個以上のAで置換されている)である]であるか、 または、R3およびR4は、共に環化ベンゾ環を形成し、ベンゾ環は、場合により、1個以上のEで置換されており、 Aは、ヒドロキシ、オキソ、C1−7アルキル、C1−7アルコキシ、C1−7ハロアルキル、C1−7ヒドロキシアルキル、ハロ、またはCNであり、 Bは、ハロ、ヒドロキシ、CN、C1−4アルキル、または、C1−4ハロアルキルであり、 Eは、ハロ、CN、NO2、ヒドロキシ、C1−7アルキル、C1−7アルコキシ、C1−7ハロアルキル、C1−7ヒドロキシアルキル、C1−7シアノアルキル、C1−7ハロアルコキシ、または、C3−7シクロアルキルである。] [0038] 式Iの化合物の特定の態様では、R4は、 H、 −C(O)−Ra(式中、Raは、ヒドロキシまたはC1−7アルコキシである) −C(O)−NRbRc[式中、RbおよびRcは、互いに独立して、 H、 C1−7アルキル(場合により、1個以上のハロ、ヒドロキシ、または、シアノで置換されている)、 −(CH2)z−C3−7シクロアルキル(場合により、1個以上のBで置換され、zは、0、1、2、3、または4、好ましくは、0または1である)、 −(CH2)y−ヘテロシクリル(式中、yは、0、1、2、3、または4、好ましくは0であり、ヘテロシクリルは、場合により、1個以上のAで置換されたテトラヒドロピラニルである)である]であるか、 または、R3およびR4は、共に環化ベンゾ環を形成し、ベンゾ環は、場合により、1個以上のEで置換されており、 Aは、ヒドロキシ、オキソ、C1−7アルキル、C1−7アルコキシ、C1−7ハロアルキル、C1−7ヒドロキシアルキル、ハロ、または、CNであり、 Bは、ハロ、ヒドロキシ、CN、C1−4アルキル、または、C1−4ハロアルキルであり、 Eは、ハロ、CN、NO2、ヒドロキシ、C1−7アルキル、C1−7アルコキシ、C1−7ハロアルキル、C1−7ヒドロキシアルキル、C1−7シアノアルキル、C1−7ハロアルコキシ、または、C3−7シクロアルキルである。] [0039] 本発明の特定の態様は、式I:] [0040] ] [0041] [式中、 Xは、OまたはNHであり; R1は、フェニルまたはピリジン−2−イルであり(場合により、1、2または3個のハロで置換されている)、 R2は、C1−4アルキルまたはHであり; R3は、Hであり; R4は、H、 −C(O)−Ra(式中、Raは、ヒドロキシ、C1−7アルコキシ、C1−7アルキル、フェノキシ、または、フェニルである)、 −C(O)−NRbRc{式中、RbおよびRcは、互いに独立して、 H、 C1−7アルキル(場合により、1個以上のハロ、ヒドロキシまたはシアノで置換されている)、 −(CH2)z−C3−7シクロアルキル(場合により、1個以上のBで置換され、zは、0、1、2、3、または4で、好ましくは0または1である) −(CH2)y−ヘテロシクリル(式中、yは、0、1、2、3、または4で、好ましくは0であり、ヘテロシクリルは、場合により、1個以上のAで置換されている)である}であるか、 または、R3およびR4は、共に環化ベンゾ環を形成し、ベンゾ環は、場合により、1個以上のEで置換されており、 Aは、ヒドロキシ、オキソ、C1−7アルキル、C1−7アルコキシ、C1−7ハロアルキル、C1−7ヒドロキシアルキル、ハロ、または、CNであり、 Bは、ハロ、ヒドロキシ、CN、C1−4アルキル、または、C1−4ハロアルキルであり、 Eは、ハロ、CN、NO2、ヒドロキシ、C1−7アルキル、C1−7アルコキシ、C1−7ハロアルキル、C1−7ヒドロキシアルキル、C1−7シアノアルキル、C1−7ハロアルコキシ、または、C3−7シクロアルキルである] の化合物、または、その薬学的に許容しうる塩を包含する。] [0042] 本発明の特定の態様は、式I:] [0043] ] [0044] [式中、 Xは、OまたはNHであり; R1は、フェニルまたはピリジン−2−イルであり(式中、該環は、場合によりハロゲンで置換されうる); R2は、HまたはC1−4アルキルであり; R3およびR4は、互いに独立して、 H、 −C(O)−Ra(式中、Raは、ヒドロキシ、C1−7アルコキシ、または、C1−7アルキルである) −C(O)−NRbRc{式中、RbおよびRcは、互いに独立して、 水素、C1−7アルキル(場合により、1個以上のハロゲンまたはヒドロキシで置換されている)であるか、または、互いに独立して、−(CH2)z−C3−7シクロアルキル(場合により、1個以上のハロゲンで置換され、zは、0または1である)であるか、または、互いに独立してヘテロシクリルである}であるか、 または、R3およびR4は、共に環化ベンゾ環を形成している] の化合物、または、その薬学的に許容しうる塩を包含する。] [0045] 本発明の式Iの好ましい化合物は、 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル、 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルメチル−アミド、 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド、 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸tert−ブチルアミド、 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルアミド、 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド、 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(4,4−ジフルオロ−シクロヘキシル)−アミド、 2−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−キノキサリン、 5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド、 5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルアミド、 5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド、 5−[3−(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド、 5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸(2,2,2−トリフルオロ−エチル)−アミド、 5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルメチル−アミド、 5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド、 5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド、 5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸((S)−2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−アミド、 5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸((R)−2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−アミド、 5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド、 5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド又は 5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルアミド である。] [0046] 式I(X=O)の本発明の化合物およびその薬学的に許容しうる塩は、以下の過程: a)式II:] [0047] ] [0048] の化合物を、水酸化ナトリウム水溶液といった塩基存在下、エタノールおよび水のような適切な溶媒中、ヒドロキシルアミン塩酸塩と反応させ、式III:] [0049] ] [0050] の化合物とし、 b)式IIIの化合物をDMFのような適切な溶媒中、N−クロロスクシンイミドのような塩素化剤と反応させ、式IV:] [0051] ] [0052] の化合物とし、 c1)その後、式IVの化合物をトリエチルアミンのような適切な塩基存在下、クロロホルムのような適切な溶媒中、式V:] [0053] ] [0054] の化合物と反応させるか、または、 c2)式IVの化合物を、トリエチルアミンのような適切な塩基存在下、ジエチルエーテルのような適切な溶媒中、式VI:] [0055] ] [0056] の化合物と反応させ、式VII:] [0057] ] [0058] の化合物とし、 d)式VIIの化合物を、水素化リチウムアルミニウムのような還元剤と、THFのような適切な溶媒中反応させ、式VIII:] [0059] ] [0060] の化合物とし、 i)式IX:] [0061] ] [0062] の化合物と共に、水素化ナトリウムのような適切な塩基の存在下、THFのような適切な溶媒中、式I:] [0063] ] [0064] の化合物とすることを含む、製造工程により製造されうる。] [0065] 式I(X=NH)の本発明の化合物およびその薬学的に許容しうる塩は、以下の工程: j)式VIII:] [0066] ] [0067] の化合物を、トリフェニルホスフィンおよびアゾジカルボン酸ジエチルの存在下、THFのような適切な溶媒中、フタルイミドと反応させ、式X:] [0068] ] [0069] の化合物とし、 g)式Xの化合物をヒドラジンと反応させ、式XI:] [0070] ] [0071] の化合物とし、水素化ナトリウムのような適切な塩基存在下、THFのような適切な溶媒中、式IX:] [0072] ] [0073] の化合物と共に、式I:] [0074] ] [0075] の化合物とすることを含む製造過程により、製造されうる。] [0076] 以下のスキームで、式I(X=OおよびNH)の化合物の製造のための過程をより詳細に説明する。] [0077] スキーム1に従い、式1の化合物は、以下の標準的な方法により製造できる。] [0078] ] [0079] on=一晩 rt=室温 DMF=N,N−ジメチルホルムアミド TBTU=O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N',N’−テトラメチルウロニウム テトラフルオロボラート] [0080] 前記のように、式Iの化合物およびその薬学的に使用しうる塩は、有益な薬理学的性質を有する。本発明の化合物がα5サブユニットを含有するGABAA受容体のリガンドであり、したがって、認識増強が求められる治療において有用であることが見出されている。] [0081] 以下に示す試験に従って、化合物を検討した。] [0082] 膜調製物および結合アッセイ GABAA受容体サブタイプにおける化合物の親和性を、構成α1β3γ2、α2β3γ2、α3β3γ2およびα5β3γ2のラット(安定にトランスフェクトされた)受容体またはヒト(一時的にトランスフェクトされた)受容体を発現するHEK293細胞への[3H]フルマゼニル(85Ci/mmol;Roche)の結合に対する競合により測定した。] [0083] 細胞ペレットをクレブス−トリス緩衝液(4.8mM KCl、1.2mM CaCl2、1.2mM MgCl2、120mM NaCl、15mMトリス;pH7.5;結合アッセイ緩衝液)に懸濁し、ポリトロンにより氷上で約20秒間ホモジナイズし、4℃で60分間(50,000g;Sorvall、ローター:SM24=20,000rpm)遠心分離した。細胞ペレットをクレブス−トリス緩衝液に再懸濁し、ポリトロンにより氷上で約15秒間ホモジナイズした。タンパク質を測定し(Bradford法、Bio-Rad)、1mLのアリコートを調製し、−80℃で保存した。] [0084] 放射リガンド結合アッセイは、細胞膜100mL、α1、α2、α3サブユニット用に1nM、α5サブユニット用に0.5nMの濃度の[3H]フルマゼニルおよび10〜10−3×10−6Mの範囲の試験化合物を含む、200mLの容量(96ウェルプレート)で実施した。非特異的結合は、10−5Mジアゼパムで定義し、一般的には総結合量の5%未満を示した。アッセイ物を4℃で1時間インキュベートして平衡化し、Packardハーベスターを用いて濾過によりGF/Cユニフィルタ(Packard)上に収集し、氷冷却洗浄緩衝液(50mMトリス;pH7.5)で洗浄した。乾燥後、フィルタ上に保持された放射活性を、液体シンチレーション計測で検出した。Ki値は、Excel−Fit(Microsoft)を用いて算出して、2回の測定値の平均で示す。] [0085] 上記アッセイにおいて以下の実施例の化合物を試験したところ、好ましい化合物が、ラットGABAA受容体のα5サブユニットからの[3H]フルマゼニルの置換について100nM以下のKi値を有することが見出された。Ki(nM)が<35である化合物が最も好ましい。好ましい態様では、本発明の化合物は、α1、α2およびα3サブユニットに比べて、α5サブユニットに対して選択的に結合する。] [0086] 代表的な試験結果を以下の表に示す。] [0087] ] [0088] 「hKi」の「h」は、「ヒト」を意味する。] [0089] 式(I)の化合物及び薬学的に使用されうるその酸付加塩は、医薬として、例えば、医薬製剤の形態で使用することができる。医薬製剤は、例えば、錠剤、コーティング錠、糖衣錠、硬及び軟ゼラチンカプセル剤、液剤、乳剤又は懸濁剤の剤形で、経口投与することができる。しかし投与はまた、例えば坐剤の剤形で直腸内に、又は例えば注射液の剤形で非経口的に行うこともできる。] [0090] 式(I)の化合物及び薬学的に使用されうるその酸付加塩は、錠剤、コーティング錠、糖衣錠、硬ゼラチンカプセル剤の製造のために、薬学的に不活性な無機又は有機の賦形剤と一緒に加工することができる。乳糖、トウモロコシデンプン又はその誘導体、タルク、ステアリン酸又はその塩等は、例えば、錠剤、糖衣錠及び硬ゼラチンカプセル剤用のそのような賦形剤として使用することができる。軟ゼラチンカプセル剤に適切な賦形剤は、例えば、植物油、ロウ、脂肪、半固体及び液体ポリオール等である。] [0091] 液剤及びシロップ剤の製造に適切な賦形剤は、例えば、水、ポリオール、ショ糖、転化糖、グルコース等である。] [0092] 注射剤に適切な賦形剤は、例えば、水、アルコール、ポリオール、グリセリン、植物油等である。] [0093] 坐剤に適切な賦形剤は、例えば、天然又は硬化油、ロウ、脂肪、半液体又は液体ポリオール等である。] [0094] 更に、医薬製剤は、防腐剤、可溶化剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、甘味料、着色料、香味料、浸透圧を変えるための塩類、緩衝液、マスキング剤又は抗酸化剤を含有することができる。それらは、その他の治療上価値のある物質も更に含有することができる。] [0095] 投与量は、広い限度内で変更することができ、当然、それぞれの特定の症例ごとに個々の要件に適合されるであろう。一般的に、経口投与の場合、一般式(I)の化合物の、1人当たり約0.1〜1000mgの1日投与量が適切であるが、必要であれば上記の上限を超えることもできる。] [0096] 下記の実施例は、本発明を限定することなく説明する。全ての温度は摂氏で示される。] [0097] 実施例A 通常の方法で、以下の組成の錠剤を製造する: mg/錠剤 活性物質5 乳糖45 トウモロコシデンプン15 微晶質セルロース34 ステアリン酸マグネシウム1 錠剤重量100] [0098] 実施例B 以下の組成のカプセル剤を製造する: mg/カプセル 活性物質10 乳糖155 トウモロコシデンプン30 タルク5 カプセル充填重量200] [0099] 活性物質、乳糖及びトウモロコシデンプンを、最初にミキサーで、次に、微粉砕機で混合する。混合物をミキサーに戻し、タルクを加えて、十分に混合する。混合物を機械により硬ゼラチンカプセルに充填する。] [0100] 実施例C 以下の組成の坐剤を製造する: mg/坐剤 活性物質15 坐剤用錬剤1285 合計 1300] [0101] 坐薬用錬剤をガラス又はスチール容器で溶解し、十分に混合し、45℃に冷却する。その後、微粉化した活性物質をそこに加え、それが完全に分散するまで撹拌する。 混合物を適切な大きさの坐剤成形型に注ぎ、放置して冷却し、次に坐剤を成形型から取り外し、パラフィン紙又は金属箔で個別に包む。] [0102] 以下の実施例1〜21は、本発明の例示のため提供される。それらは、本発明の範囲を制限するものと見なされるべきではなく、単に本発明の代表的なものとして見なされるべきである。] [0103] 実施例1 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル THF(12mL)中の(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イル)−メタノール(1.24g、6.55mmol)の溶液に、水素化ナトリウム(鉱油中の55%分散、0.31g、7.2mmol)を、0℃で加えた。反応混合物を、室温に温まるにまかせている間、30分間撹拌した。メチル 5−クロロピラジン−2−カルボキシラート(1.36g、7.86mmol)を加え、撹拌を2時間続けた。水(10mL)を加え、混合物を酢酸エチル(40mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。濃縮し、残留物をクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得て(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=80:20〜50:50、1.00g、47%)、それを明黄色の油状物として得た。MS:m/e=326.2[M+H]+。] [0104] 実施例2 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルメチル−アミド a) 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸 エタノール(10mL)中の5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル(1.00g、3.07mmol)(1.0g、1.69mmol)の溶液に、水酸化ナトリウム水溶液(1N、6.2mL)を加えた。60℃で30分間加熱した後、それを周囲温度に冷まし、炭酸ナトリウム水溶液(2M、50mL)を加えた。水酸化ナトリウム水溶液(1M、50mL)を添加し、続いてtert−ブチルメチルエーテルで抽出した。水相を塩化水素水溶液(25%)でpH=2に酸性化し、tert−ブチルメチルエーテル及び酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮することにより標記化合物(450mg、86%)を白色の泡状物として得た。MS:m/e=310.5[M−H]−。] [0105] b) 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルメチル−アミド DMF(2mL)中の5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(150mg、0.48mmol)の溶液に、2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボラート(170mg、0.55mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(410L、2.4mmol)及びアミノメチルシクロプロパン(41mg、0.58mmol)を加えた。得られた反応混合物を室温で30分間撹拌し、水で希釈した。次に混合物を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を炭酸ナトリウム水溶液(飽和)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。濃縮し、クロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=90:10〜60:40)により精製して、標記化合物(117mg、67%)を得て、それをオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=365.3[M+H]+。] [0106] 実施例3 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド 実施例2bに関して記載されているように、アミノメチルシクロプロパンの代わりにイソプロピルアミンを使用して、5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(100mg、0.32mmol)を変換して、標記化合物(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=90:10〜60:40、37mg、33%)とし、それをオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=353.2[M+H]+。] [0107] 実施例4 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸tert−ブチルアミド 実施例2bに関して記載されているように、アミノメチルシクロプロパンの代わりにtert−ブチルアミンを使用して、5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(100mg、0.32mmol)を変換して、標記化合物とし(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=90:10〜60:40、24mg、20%)、それを無色のガム状物として得た。MS:m/e=367.2[M+H]+。] [0108] 実施例5 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルアミド 実施例2bに関して記載されているように、アミノメチルシクロプロパンの代わりにシクロプロピルアミンを使用して、5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(100mg、0.32mmol)を変換して、標記化合物とし(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=90:10〜60:40、32mg、28%)、それを白色の固体として得た。MS:m/e=351.3[M+H]+。] [0109] 実施例6 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド 実施例2bに関して記載されているように、アミノメチルシクロプロパンの代わりに4−アミノテトラヒドロピランを使用して、5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(125mg、0.40mmol)を変換して、標記化合物とし(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=70:30〜40:60、73mg、46%)、それを白色の固体として得た。MS:m/e=395.1[M+H]+。] [0110] 実施例7 5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(4,4−ジフルオロ−シクロヘキシル)−アミド 実施例2bに関して記載されているように、アミノメチルシクロプロパンの代わりに4,4−ジフルオロシクロヘキシルアミンを使用して、5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(100mg、0.32mmol)を変換して、標記化合物とし(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=90:10〜60:40、37mg、27%)、それを白色の固体として得た。MS:m/e=429.2[M+H]+。] [0111] 実施例8 2−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−キノキサリン THF(6mL)中の(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イル)−メタノール(100mg、0.53mmol)の溶液に、2−ヒドロキシキノキサリン(77mg、0.53mmol)及びトリブチルホスフィン(206L、0.79mmol)をアルゴン雰囲気下で周囲温度にて加えた。0℃に冷却した後、N,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド(137mg、0.79mmol)を加えた。得られた橙色の溶液を周囲温度で16時間、続いて50℃で2.5時間撹拌した。次にトリフェニルホスフィン(208mg、0.79mmol)、2−ヒドロキシキノキサリン(77mg、0.53mmol)及びアゾジカルボン酸ジエチル(127mL、0.79mmol)を加え、反応混合物を50℃で4時間撹拌した。次に反応混合物を蒸発させた。クロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=95:5〜0:100)による精製により、標記化合物(67mg、40%)を白色の固体として得た。MS:m/e=318.2[M+H]+。] [0112] 実施例9 5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド a) 5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル DMSO(15mL)中の(5−メチル−3−フェニル−4−イソオキサゾリル)メチルアミン(2.4g、12.7mmol)及び5−クロロ−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル(2.2g、12.7mmol)の溶液を、マイクロ波照射で160℃にて30分間加熱した。室温に冷ました後、反応混合物を酢酸エチルで抽出し、合わせた抽出物を水で洗浄した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、クロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=100:0〜20:80)に付した。得られた油状の生成物をジイソプロピルエーテル及び酢酸エチルで粉砕して、標記化合物(3.5g、84%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=325.4[M+H]+。] [0113] b) 5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド ジオキサン(5mL)中のイソプロピルアミン(0.69mL、8mmol)の溶液に、トリメチルアルミニウム溶液(ヘキサン中の2M溶液、4mL、8mmol)を滴下した。室温で1時間撹拌した後、ジオキサン(5mL)中の5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル(650mg、2mmol)の懸濁液を加えた。反応混合物を90℃で90分間撹拌し、室温に冷まし、水に注いだ。酢酸エチルで抽出し、飽和Seignette塩水溶液で洗浄し、続いて有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させて、油状物を得た。クロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=100:0〜20:80)による精製により標記化合物(600mg、85%)を白色の固体として得た。MS:m/e=352.3[M+H]+。] [0114] 実施例10 5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルアミド 実施例9bに関して記載されているように、イソプロピルアミンの代わりにシクロプロピルアミンを使用して、5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル(650mg、2mmol)を変換して、標記化合物(600mg、86%)とし、それを白色の固体として得た。MS:m/e=394.3[M+H]+。] [0115] 実施例11 5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド 実施例9bに関して記載されているように、イソプロピルアミンの代わりに4−アミノテトラヒドロピランを使用して、5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル(650mg、2mmol)を変換して、標記化合物(640mg、81%)とし、それを白色の固体として得た。MS:m/e=350.4[M+H]+。] [0116] 実施例12 5−[3−(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド a) 5−フルオロ−ピリジン−2−カルバルデヒドオキシム エタノール(3.2mL)及び水(9.6mL)中の5−フルオロ−2−ホルミルピリジン(5.0g、41mmol)及びヒドロキシルアミン塩酸塩(3.06g、44mmol)の溶液に、氷(18.6g)を加えた。次に水(4.6mL)中のNaOH(4.0g、100mmol)の溶液を、温度を−5℃〜5℃に保持しながら、10分間かけて滴下した。次に反応混合物を室温で30分間撹拌した。次にHCl(4N)を加えて混合物を酸性化し、得られた沈殿物を濾別し、水で洗浄して、標記化合物(4.41g、79%)を明褐色の固体として得た。MS:m/e=141.0[M+H]+。] [0117] b) 3−(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−5−メチル−イソオキサゾール−4−カルボン酸エチルエステル クロロホルム(21mL)中のN−クロロスクシンイミド(4.63g、35mmol)の懸濁液に、ピリジン(0.28mL、3.5mmol)及びクロロホルム(110mL)中の5−フルオロ−ピリジン−2−カルバルデヒドオキシム(4.86g、35mmol)の溶液を室温で15分間の間に加えた。この温度で30分間撹拌した後、クロロホルム(4.4mL)中のエチル(E)−3−(1−ピロリジノ)−2−ブテノアート(6.36g、35mmol)の溶液を加えた。得られた懸濁液を50℃に温め、クロロホルム(4.4mL)中のトリエチルアミン(4.83mL、35mmol)の溶液を30分間かけて滴下した。撹拌を50℃で1.5時間続け、次に周囲温度に冷ました。次に溶液を氷水(200mL)で希釈し、水層をジクロロメタン(50mL)で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させて、暗褐色の油状物を得た。クロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=100:0〜20:80)による精製により標記化合物(5.83g、67%)を黄色の油状物として得た。MS:m/e=251.1[M+H]+。] [0118] c) [3−(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−5−メチル−イソオキサゾール−4−イル]−メタノール 乾燥THF(34mL)中の3−(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−5−メチル−イソオキサゾール−4−カルボン酸エチルエステル(2.5g、10mmol)の0℃に冷却した溶液に、水素化リチウムアルミニウム(209mg、2.3mmol)を一部ずつ加えた。1時間室温に温めるにまかせた後、混合物を0℃に冷却し、水(0.2mL)、続いて水酸化ナトリウム水溶液(15%、0.2mL)及び水(0.6mL)を注意深く加えた。得られた懸濁液を周囲温度で4時間撹拌し、Hyflo(登録商標)で濾過した。次に濾液を濃縮し、クロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=50:50〜0:100)による精製により標記化合物(1.47g、71%)を明黄色の固体として得た。MS:m/e=209.1[M+H]+。] [0119] d) 5−[3−(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸 実施例1に関して記載されているように、(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イル)−メタノールの代わりに[3−(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−5−メチル−イソオキサゾール−4−イル]−メタノール(1.0g、4.8mmol)を変換して、5−[3−(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル(667mg)とし、それを出発物質のアルコールを含む約1:1の混合物として得て、クロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=50:50〜0:100)により精製した後に、明黄色の固体として得た。MS:m/e=345.2[M+H]+。THF(2.2mL)、水(2.2mL)及びメタノール(0.4mL)中の生成混合物(655mg、0.86mmol)の溶液に水酸化リチウム一水和物(72mg、1.7mmol)を加え、得られた混合物を室温で72時間撹拌した。次に混合物を蒸発させ、水酸化ナトリウム水溶液(1N)を加え、白色の沈殿物を形成し、それを濾別し(25mg)、濾液を酢酸エチルで抽出した。次に水相をHCl(4N)で酸性化し、沈殿物を濾別(39mg)した。合わせた沈殿物を合わせて、標記化合物(64mg、23%)を得て、それをオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=329.2[M−H]−。] [0120] e) 5−[3−(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド 実施例2bに関して記載されているように、アミノメチルシクロプロパンの代わりに4−アミノテトラヒドロピランを使用して、5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸の代わりに5−[3−(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸(44mg、13.3mmol)を変換して、標記化合物とし(SiO2、酢酸エチル、次にDCM:MeOH=90:10、31mg、56%)、それを白色の固体として得た。MS:m/e=414.2[M+H]+。] [0121] 実施例13 5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸(2,2,2−トリフルオロ−エチル)−アミド a) (E)−及び/又は(Z)−4−フルオロ−ベンズアルデヒドオキシム 実施例12aに関して記載されているように、5−フルオロ−2−ホルミルピリジンの代わりに4−フルオロベンズアルデヒド(24.8g、200mmol)を変換して、標記化合物(23.3g、84%)とし、それを白色の固体として得た。MS:m/e=139.1[M]+。] [0122] b) (E)−及び/又は(Z)−N−ヒドロキシ−4−フルオロ−ベンゼンカルボキシイミドイルクロリド DMF(500mL)中の(E)−及び/又は(Z)−4−フルオロ−ベンズアルデヒドオキシム(100g、719mmol)の溶液に、N−クロロスクシンイミド(110g、791mmol)を、温度を70℃未満に保持しながら一部ずつ加えた。反応混合物を室温で2.5時間撹拌し、次にtert−ブチルメチルエーテルで抽出して、標記化合物(125g、100%)を得て、それを黄色の油状物として得た。MS:m/e=173.1[M]+。] [0123] c) 3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−カルボン酸エチルエステル ジエチルエーテル(1L)中の(E)−及び/又は(Z)−N−ヒドロキシ−4−フルオロ−ベンゼンカルボキシイミドイルクロリド(50g、241mmol)の溶液に、ジエチルエーテル(1L)中のエチル3−(N,N−ジメチルアミノ)アクリラート(87mL、601mmol)及びトリエチルアミン(49mL、349mmol)の溶液を加えた。次に得られた混合物を室温で14時間撹拌し、蒸発させた。クロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=100:0〜4:1)による精製により標記生成物(50.2g、88%)を得て、それを明黄色の固体として得た。MS:m/e=236.1[M+H]+。] [0124] d) 3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−カルボン酸 エタノール(215mL)中の3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−カルボン酸エチルエステル(849g、208mmol)の溶液に、水酸化ナトリウム水溶液(2N、161mL、323mmol)を加え、得られた混合物を室温で一晩撹拌した。次に混合物をHCl溶液(4N、85mL)でpH2〜3に酸性化した。次に沈殿物を濾別し、THF(700mL)に溶解し、次に飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄した。次に水相を酢酸エチル及びTHF(1:1、300mL)で抽出し、合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させて、標記化合物(40.8g、94%)を得て、それを橙色の固体として得た。MS:m/e=206.1[M−H]−。] [0125] e) [3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イル]−メタノール THF(400mL)中の3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−カルボン酸(40g、193mmol)の溶液に、トリエチルアミン(27.1mL、193mmol)を−10℃で加え、次にTHF(120mL)中のクロロギ酸エチルの溶液(18.8mL、193mmol)を、温度を−5℃未満に保持しながら加えた。1時間後、混合物を濾過し、濾液を−10℃に冷却し、水(120mL)中の水素化ホウ素ナトリウム(19g、483mmol)の懸濁液を、温度を−5℃未満に保持しながら15分間かけて加えた。次に混合物を室温に2時間かけて温まるにまかせて、水酸化ナトリウム水溶液(1N、700mL)で希釈し、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。次に合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させた。クロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=1:1)による精製により標記生成物(20.1g、54%)を得て、それを白色の固体として得た。MS:m/e=194.1[M+H]+。] [0126] f) 5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル 実施例1に関して記載されているように、(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イル)−メタノールの代わりに[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イル]−メタノール(150mg、0.78mmol)を変換して、標記化合物(153mg、60%)とし、それを白色の固体として得た。MS:m/e=388.1[M+OAc]+。] [0127] g) 5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸(2,2,2−トリフルオロ−エチル)−アミド 実施例9bに関して記載されているように、イソプロピルアミンの代わりに2,2,2−トリフルオロエチルアミンを使用して、5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステルの代わりに5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル(75mg、0.23mmol)を変換して、標記化合物(64mg、71%)とし、それを明黄色の固体として得た。MS:m/e=397.2[M+H]+。] [0128] 実施例14 5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルメチル−アミド 実施例13gに関して記載されているように、2,2,2−トリフルオロエチルアミンの代わりにアミノメチルシクロプロパンを使用して、5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル(75mg、0.23mmol)を変換して、標記化合物(44mg、52%)とし、それを明黄色の固体として得た。MS:m/e=427.0[M+OAc]+。] [0129] 実施例15 5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド 実施例13gに関して記載されているように、2,2,2−トリフルオロエチルアミンの代わりにイソプロピルアミンを使用して、5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル(100mg、0.3mmol)を変換して、標記化合物(81mg、75%)とし、それを明黄色の固体として得た。MS:m/e=415.1[M+OAc]+。] [0130] 実施例16 5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド a) (E)−及び/又は(Z)−4−クロロ−ベンズアルデヒドオキシム 実施例13aに関して記載されているように、4−フルオロベンズアルデヒドの代わりに4−クロロベンズアルデヒド(25.0g、178mmol)を変換して、標記化合物(27.0g、97%)とし、それをオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=155.1[M]+。] [0131] b) (E)−及び/又は(Z)−N−ヒドロキシ−4−クロロ−ベンゼンカルボキシイミドイルクロリド 実施例に13b関して記載されているように、(E)−及び/又は(Z)−4−フルオロ−ベンズアルデヒドオキシムの代わりに(E)−及び/又は(Z)−4−クロロ−ベンズアルデヒドオキシム(27.0g、173mmol)を変換して、標記化合物(28.4g、86%)とし、それを明黄色の固体として得た。MS:m/e=189.1[M]+。] [0132] c) 3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−カルボン酸エチルエステル 実施例13cに関して記載されているように、(E)−及び/又は(Z)−N−ヒドロキシ−4−フルオロ−ベンゼンカルボキシイミドイルクロリドの代わりに(E)−及び/又は(Z)−N−ヒドロキシ−4−クロロ−ベンゼンカルボキシイミドイルクロリド(58.0g、250.3mmol)を変換して、標記化合物(57g、91%)とし、それを白色の固体として得た。MS:m/e=252.1[M+H]+。] [0133] d) 3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−カルボン酸 実施例13dに関して記載されているように、3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−カルボン酸エチルエステルの代わりに3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−カルボン酸エチルエステル(57.0g、226.5mmol)を変換して、標記化合物(50.7g、92%)とし、それを明黄色の固体として得た。MS:m/e=222.3[M−H]−。] [0134] e) [3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イル]−メタノール 実施例13eに関して記載されているように、3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−カルボン酸の代わりに3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−カルボン酸(40.0g、178.9mmol)を変換して、標記化合物(17.3g、46%)とし、それを明緑色の固体として得た。MS:m/e=210.1[M+H]+。] [0135] f) 5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル 実施例1に関して記載されているように、[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イル]−メタノールの代わりに[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イル]−メタノール(1.5g、7.2mmol)を変換して、標記化合物(1.7g、68%)とし、それを白色の固体として得た。MS:m/e=404.1[M+OAc]+。] [0136] g) 5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド 実施例15に関して記載されているように、5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステルの代わりに5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル(100mg、0.29mmol)を変換して、標記化合物(1.3mg、1%)とし、それを明黄色の固体として得た。MS:m/e=431.1[M+OAc]+。] [0137] 実施例17 5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸((S)−2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−アミド a) 5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸 THF(6.3mL)、水(6.3mL)及びメタノール(1.75mL)中の5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル(1.0g、2.89mmol)の溶液に、水酸化リチウム一水和物(141.4mg、5.78mmol)を加え、次に得られた混合物を室温で2時間撹拌し、次にHCl(4N)で酸性化し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させて、標記生成物(360mg、38%)を得て、それを白色の固体として得た。MS:m/e=330.0[M−H]−。] [0138] b) (5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸((S)−2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−アミド THF(7mL)中の5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸(80mg、0.24mmol)及びD−アラニノール(22.8L、0.29mmol)の溶液に、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(37.3mg、0.24mmol)、N−エチルジイソプロピルアミン(105.2L、0.60mmol)及びN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(47.1mg、0.24mmol)を窒素下で室温にて加えた。反応混合物を室温で72時間撹拌した。次に反応混合物を水(10mL)で希釈し、酢酸エチルで抽出した。次に合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させた。クロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル=1:1〜2:3)による精製により、標記生成物(39mg、42%)を得て、それを白色の固体として得た。MS:m/e=389.0[M+H]+。] [0139] 実施例18 5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸((R)−2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−アミド 実施例17bに関して記載されているように、D−アラニノールの代わりにL−アラニノールを使用して、5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸(80mg、0.24mmol)を変換して、標記化合物(44mg、47%)とし、それを白色の固体として得た。MS:m/e=389.0[M+H]+。] [0140] 実施例19 5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド a) 3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−カルボン酸エチルエステル DMF(1L)中のN−クロロスクシンイミド(54.7g、409mmol)の溶液に、ピリジン−2−カルバルドキシム(50g、409mmol)を滴下し、次に得られた混合物を室温で64時間撹拌した。次にこの溶液にクロロホルム(10mL)中のエチル3−(N,N−ジメチルアミノ)アクリラート(58.6g、409mmol)及びトリエチルアミン(82.9mL、819mmol)を加え、次に得られた混合物を室温で14時間撹拌し、氷水とHCl(4N、100mL)の混合物に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。次に有機抽出物を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。蒸留による精製により標記生成物(58.9g、66%)を得て、それを明褐色の液体として得た。沸点0.4mbarで125〜127℃。MS:m/e=219.2[M+H]+。] [0141] b)3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−カルボン酸 実施例17aに関して記載されているように、5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステルの代わりに3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−カルボン酸エチルエステル(9.6g、44mmol)を変換して、標記化合物(6.5g、79%)とし、それをオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=189.3[M−H]−。] [0142] c) (3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イル)−メタノール 実施例13eに関して記載されているように、3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−カルボン酸の代わりに3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−カルボン酸(39.0g、200mmol)を変換して、標記化合物(26.8g、76%)とし、それを白色の固体として得た。MS:m/e=177.2[M]+。] [0143] d) 5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル 実施例1に関して記載されているように、(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イル)−メタノールの代わりに(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イル)−メタノール(1.0g、5.7mmol)を変換して、標記化合物(584mg、32%)とし、それを白色の固体として得た。MS:m/e=313.1[M+H]+。] [0144] e) 5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸 実施例17aに関して記載されているように、5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステルの代わりに5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル(432mg、1.4mmol)を変換して、標記化合物(285mg、71%)とし、それを白色の固体として得た。MS:m/e=297.1[M−H]−。] [0145] f) 5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド 実施例2bに関して記載されているように、アミノメチルシクロプロパンの代わりに4−アミノテトラヒドロピランを使用して、5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸の代わりに5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(75.4mg、2.5mmol)を変換して、標記化合物(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル1:1〜0:1、83.8mg、87%)とし、それを白色の固体として得た。MS:m/e=382.2[M+H]+。] [0146] 実施例20 5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド 実施例19fに関して記載されているように、4−アミノテトラヒドロピランの代わりにイソプロピルアミンを使用して、5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(83.6mg、2.8mmol)を変換して、標記化合物(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル4:1〜3:7、65mg、68%)とし、それを白色の固体として得た。MS:m/e=340.2[M+H]+。] [0147] 実施例21 5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルアミド 実施例19fに関して記載されているように、4−アミノテトラヒドロピランの代わりにシクロプロピルアミンを使用して、5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(84.7mg、2.8mmol)を変換して、標記化合物(SiO2、ヘプタン:酢酸エチル7:3〜2:8、78mg、81%)とし、それを白色の固体として得た。MS:m/e=338.3[M+H]+。]
权利要求:
請求項1 式I:[式中、Xは、OまたはNHであり;R1は、フェニルまたはピリジン−2−イル(場合により、該環は、1、2、または3個のハロで置換されうる)であり;R2は、水素またはC1−4アルキルであり;R3およびR4は、互いに独立して、H、C1−7アルキル(場合により、1個以上のハロ、シアノ、またはヒドロキシで置換されている)、C1−7アルコキシ(場合により、1個以上のハロで置換されている)、CN、ハロ、NO2、−C(O)−Ra(式中、Raは、ヒドロキシ、C1−7アルコキシ、C1−7アルキル、フェノキシ、または、フェニルである)、−C(O)−NRbRc{式中、RbおよびRcは、互いに独立して、H、C1−7アルキル(場合により、1個以上のハロ、ヒドロキシまたはシアノで置換されている)、−(CH2)z−C3−7シクロアルキル(場合により、1個以上のBで置換され、zは、0、1、2、3、または4である)、−(CH2)y−ヘテロシクリル(式中、yは、0、1、2、3、または4であり、ヘテロシクリルは、場合により、1個以上のAで置換されている)であるか、RbおよびRcは、それらが結合している窒素と共に、ヘテロシクリル部分(場合により、1個以上のAで置換されている)を形成する}であるか、または、R3およびR4は、共に環化ベンゾ環を形成し、ベンゾ環は、場合により、1個以上のEで置換されており、Aは、ヒドロキシ、オキソ、C1−7アルキル、C1−7アルコキシ、C1−7ハロアルキル、C1−7ヒドロキシアルキル、ハロ、またはCNであり、Bは、ハロ、ヒドロキシ、CN、C1−4アルキル、または、C1−4ハロアルキルであり、Eは、ハロ、CN、NO2、ヒドロキシ、C1−7アルキル、C1−7アルコキシ、C1−7ハロアルキル、C1−7ヒドロキシアルキル、C1−7シアノアルキル、C1−7ハロアルコキシ、または、C3−7シクロアルキルである]の化合物、または、その薬学的に許容しうる塩。 請求項2 R3はHであるか、または、R3およびR4は、共に環化ベンゾ環を形成し、ベンゾ環は、場合により、1個以上のハロ、CN、NO2、ヒドロキシ、C1−7アルキル、C1−7アルコキシ、C1−7ハロアルキル、C1−7ヒドロキシアルキルで置換されている、請求項1記載の化合物。 請求項3 R4が、H、−C(O)−Ra(式中、Raは、ヒドロキシ、C1−7アルコキシ、C1−7アルキル、フェノキシ、または、フェニルである)、−C(O)−NRbRc[式中、RbおよびRcは、互いに独立して、H、C1−7アルキル(場合により、1個以上のハロ、ヒドロキシ、または、シアノで置換されている)、−(CH2)z−C3−7シクロアルキル(場合により、1個以上のBで置換され、zは、0、1、2、3、または、4である)、−(CH2)y−ヘテロシクリル(式中、yは、0、1、2、3、または4であり、ヘテロシクリルは、場合により、1個以上のAで置換されている)である]であるか、または、R3およびR4は、共に環化ベンゾ環を形成し、ベンゾ環は、場合により、1個以上のEで置換されており、Aは、ヒドロキシ、オキソ、C1−7アルキル、C1−7アルコキシ、C1−7ハロアルキル、C1−7ヒドロキシアルキル、ハロ、またはCNであり、Bは、ハロ、ヒドロキシ、CN、C1−4アルキル、または、C1−4ハロアルキルであり、Eは、ハロ、CN、NO2、ヒドロキシ、C1−7アルキル、C1−7アルコキシ、C1−7ハロアルキル、C1−7ヒドロキシアルキル、C1−7シアノアルキル、C1−7ハロアルコキシ、または、C3−7シクロアルキルである、請求項1または2記載の化合物。 請求項4 請求項1記載の式I:[式中、Xは、OまたはNHであり;R1は、フェニルまたはピリジン−2−イル(該環は、場合によりハロゲンで置換されうる)であり;R2は、HまたはC1−4アルキルであり;R3およびR4は、互いに独立して、H、−C(O)−Ra(式中、Raは、ヒドロキシ、C1−7アルコキシ、または、C1−7アルキルである)、−C(O)−NRbRc{式中、RbおよびRcは、互いに独立して、水素、C1−7アルキル(場合により、1個以上のハロゲンまたはヒドロキシで置換されている)であるか、または、互いに独立して、−(CH2)z−C3−7シクロアルキル(場合により、1個以上のハロゲンで置換され、zは、0または1である)であるか、または、互いに独立して、ヘテロシクリルである}であるか、または、R3およびR4は、共に環化ベンゾ環を形成する]の化合物、または、その薬学的に許容しうる塩。 請求項5 化合物が、5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル、5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルメチル−アミド、5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド、5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸tert−ブチルアミド、5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルアミド、5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド、5−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(4,4−ジフルオロ−シクロヘキシル)−アミド、2−(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−キノキサリン、5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド、5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルアミド、5−[(5−メチル−3−フェニル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−アミノ]−ピラジン−2−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド、5−[3−(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド、5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸(2,2,2−トリフルオロ−エチル)−アミド、5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルメチル−アミド、5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド、5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド、5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸((S)−2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−アミド、5−[3−(4−クロロ−フェニル)−イソオキサゾール−4−イルメトキシ]−ピラジン−2−カルボン酸((R)−2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−アミド、5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド、5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸イソプロピルアミド又は5−(3−ピリジン−2−イル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)−ピラジン−2−カルボン酸シクロプロピルアミドである、請求項1〜4のいずれか一項記載の化合物。 請求項6 式I:(式中、XおよびR1〜R4は、請求項1に定義されている通りである)の化合物の製造方法であって、a)式VIII−a:の化合物を、塩基存在下、溶媒中で、式IX:の化合物と反応させる工程を含む製造方法。 請求項7 請求項6の製造方法で得られる式1の化合物。 請求項8 請求項1〜5のいずれか一項記載の少なくとも1つの式Iの化合物を含有する医薬。 請求項9 GABAA α5受容体結合部位に関連する疾患の処置のための請求項8記載の医薬。 請求項10 認知障害の処置用または認知増強剤としての請求項8または9記載の医薬。 請求項11 アルツハイマー病の処置用の請求項8または9記載の医薬。 請求項12 認知増強剤として有用な医薬の製造、または、認知障害の処置用の医薬の製造のための請求項1〜5のいずれか一項記載の式Iの化合物の使用。 請求項13 アルツハイマー病の処置用の医薬を製造するための、請求項12記載の式Iの化合物の使用。 請求項14 本明細書に記載の発明。
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同族专利:
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引用文献:
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